2本ロール編

Q. なぜ端曲げ加工が不要で材料にキズがつかないの?

トップロールにウレタンを押し付けてウレタンを凹型にします。

その圧力を利用して加圧するので材料の先端から美しいアール加工が仕上がります。又、製品外側はウレタン、内側はトップロールが材料に追従回転するのでキズがつかなく美しい製品になります。

Q. 製品径を変更する場合はどうするの?

製品径に応じたトップロールに交換します。トップロールのみで加工が出来ない製品(大径・小径)はオプションのアタッチメントを使用します。

●大径加工例
(オプション:成型リングサポーター・成型リング)
●小径加工例
(オプション:小径アタッチメント・小径ロール)

Q. ウレタンロールの押し付け圧力で製品径が変えられないの?

圧力に応じて製品径も変化しますが、バラツキを制御できず、繰り返し精度も不安定なためおすすめできません。 一定の圧力以上になると製品径が一定の値をキープするようになり、その圧力値で加工をしますので、やはりトップロール径の変更で対応して下さい。

3本ロール編

Q. ウレタン自体の耐久性は?

硬質のウレタンを使用しており、通常の使用においては、問題ないレベルです。 特に耐老化性には最も優れたウレタンを使用しています。 ただし、基本的に板材を対象としていますので、ウレタン部での丸棒やフラットバーのロール加工等、集中荷重となるご使用はさけて下さい。

Q. ウレタンの巻き替えはできるの?

前項で触れたように、ウレタンが劣化する可能性は少ないのですが、巻き替えはもちろん可能です。必要であればご相談下さい。

Q. 能力は?何ミリまで曲がるの?

3本ロールでのロール加工はプレスブレーキ等の折り曲げ加工と比較して、材質・板厚・曲げ径・曲げ幅、極端なところで保護シールの有無や、材料の製造ロットによっても微妙に変動します。
したがって、能力を板厚何ミリまで、曲げ径何φまでと明確に提示する事は非常に難しい機械です。

詳細のご相談は弊社までお願い致します。

Q. ちょっと変わった品物をロールしたいんだけど?

当社は、特殊材料用の溝付きロールマシン、専用機、特殊仕様機、前後設備付自動機の製造を得意としていますので、是非ご相談下さい。